IJGT @ Sand Piper Golf Club
12月2~3日の2日間カリフォルニア州サンタバーバラのサンドパイパーゴルフコース http://www.sandpipergolf.com/ で開催されたIJGTトーナメントに行ってきました。太平洋沿いにあるこのコースはペブルビーチを彷彿とさせるような風光明媚なコースです。ただ穏やかな景観と異なり、ここは一度天候が悪くなると猛烈な海風が吹き、またこの時期前線の通過で天候が大荒れになることがよくあります。また何といっても、このコースはプロツアー並みに固めて刈り込んだグリーンで悪名(?)高く、グリーン上にボールを止めることが非常に難しいです。毎年3パット4パットが続出し、特に上からのパットはまず3パットを覚悟しなければなりません。いかに下から攻めるかが鍵になります。例年スコアは全体的に悪く、アンダーパーはほとんど出ません。いかにショートゲームでミスなく我慢できるかが勝負の分かれ道となります。恭兵は13~15男子部門でプレーし、使用ティーはシルバーで、全長6495ヤード、パー72、USGAレーティング72.2、スロープレート131でした。
初日は快晴微風の絶好のコンディションで、フロント9はほとんどノーミスの37(1オーバー)で通過しました。午後からも同じペースで静かにプレーできていたのですが、16番パー4でティーショットを左の林に入れてしまいダブルボギーとしてしまい、初日は37・39の76(4オーバー)、首位と3打差の5位タイで終了しました。全体的にはきちんとプレーできていましたが、兎に角パットが難しくバーディーが取れませんでした。
2日目も快晴ですが、珍しく強めの陸からの風が吹くコンディションでした。後ろから2番目の組でプレーしましたが、出だし力んだのかティーショットを引っ掛けるミスが続き2~4番を連続ボギーとし、前半は39(3オーバー)でした。後半は13番の516ヤードパー5をほぼ2オンさせ、31ホール目にして初めてバーディーを取りました。ところがあがり5ホ-ルで2ボギーとしてしまい、39・38の77(5オーバー)で終了。この時点で、トータル153(9オーバー)の単独4位でした。
ところがプレー終了後スコアポストに行った際、恭兵は2日目3番ホールでファーストパットが外れて1フィートの返しのパットをタップインしようとした際ボールが動いたことを自己申告し、協議の結果3打罰が加算され、結局76/80のトータル156(12オーバー)で7位タイになってしまいました。この場面ですが、恭兵の同伴競技者はボールが動いたことは全く気づかなかったとのことで、判定は全て恭兵の自己申告に基づいて下されました。恭兵はファーストパットが1フィート残して外れた際、そのままタップインすべくボールに近づきました。タップインの距離でしたので、このとき恭兵はマークもせずにそのままタップインしてホールアウトしようとしていました。タップインしようとパッティングのセットアップに入ったときにボールが数ミリ動いたそうです。兎に角ガラスのようなグリーンでしたので傾斜にかろうじて止まっているボールは風でも動き出しそうな感じでした。判定のポイントは、ルール上セットアップした後にボールが動いたのかということでした。ルール上のセットアップは、パターのソールが地面に触れた時点ということでした。(私自身はそのような定義付けがルールブックにはなく、大会主催者側のこの定義付けには釈然としませんでした。)パターのソールが地面に触れた後にボールが動いた場合は、ボールに触ったと判定され1打罰となるとの裁定でした。プロは、このようなボールが動きやすい状態ではソールをつけない人が多いそうです。そうすればセットアップした状態で仮にボールが動いても、ルール上はセットアップしたとみなされないためペナルティーとはならないそうです。恭兵は、タップインしようとソールを地面につけた瞬間にボールが動いたと自己申告し、1打罰が科せられました。更に、本来は動いたボールを元の位置に戻してパットする必要がありました。この時点で恭兵は同伴競技者にボールが動いたことを知らせどうすれば良いか尋ねたそうですが、同伴競技者自身ボールが動いたことは気づいておらず、マークもしていないし、ボールに触ってもいないのだからそのまま打ってホールアウトすればいいのではないかという意見だったそうです。恭兵はそのままパットしホールアウトしました。ボールをもとの位置に戻さなかったことで2打罰が科せられました。同伴競技者と話し合ってやったことですが、この処置は間違いであり、プレーの責任は全て自分自身にあり、従い救済はされませんでした。この3打罰により4位から7位タイに後退してしまいました。
残念な結末でしたが、恭兵が正直に自己申告したことには感心させられました。特に今回は同伴プレーヤーも確認できておらず、確認できていないからそのままホールアウトすればいいとまで言われていたにもかかわらず、恭兵は自ら自己申告したもので、馬鹿正直と言われればそうかもしれませんが、潔い行動だったと思っています。
大会公式記録は http://www.ijgt.com/images/content/results116.pdf をご覧ください。
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